徳島駅直結の便利なホテル「JRホテルクレメント徳島」の朝食レポートです。徳島の魅力満載、地産地消の料理が自慢の朝食ビュッフェを堪能しました。
(2023年1月)
インフォメーション
(2023年1月)朝食会場は「ダイニングカフェクレメント」です。外来での利用も可能ですが、宿泊者よりも料金が割高です。
朝食ビュッフェ
- 料金:大人¥2,600(宿泊者は¥2,300)/ 小学生¥1,200 / 幼児¥900
- 営業時間:6:30~10:00
朝食レポート
入店
会場の「ダイニングカフェクレメント」はレセプションフロアの1階にあり、ロビーラウンジと一体になっています。オープンスタイルの店舗で開放感があります。
少し早めの7:00に入店。受付で朝食券を渡し席に着きます。奥の窓からは駅前広場を眺めることができますが、日の出が遅いこの時季はまだ薄暗い様子です。
料理
料理は入口側の島に郷土料理が、奥にはオープンキッチンがあり、こちらでは温製料理などが提供されています。
郷土料理
まずは自慢の郷土料理が並ぶ”地産地消”コーナーから。県外の人には珍しい料理が目白押しです。
最初は徳島のソウルフード、ピリ辛カレー風味のフィッシュカツです。マヨネーズを添えて頂きます。
鶏肉の照り焼きです。見るからに美味しそうですね。
こちらは県西部、祖谷(いや)地方の郷土料理、そば米汁です。徳島市内でも家庭料理として親しまれているそうです。鶏肉と野菜の旨味が効いたやさしい味です。
これは甘く似た金時豆が入った豆ちらし寿司。
徳島の名産品といえば、フルーツのような甘さが特徴のサツマイモ、鳴門金時。徳島県鳴門市、徳島市、板野郡で生産されたものだけがこれを名乗れるとのこと。
名物が続々登場します。
こちらは竹ちくわ。両端に突き出た竹を持ち、身を丸かじりして食べます。竹の香りが口いっぱいに広がる珍しい味。平安時代以前より小松島の漁民が食べていたものがルーツだそうです。
温製料理
続いてオープンキッチンで提供される温製料理のコーナーです。定番の洋食料理などが並んでいます。
卵繋がりで伊達巻きがここに。
中央にはホテル特製、金時芋ブレッドのフレンチトーストがあります。奥の方にも皿がずらりと並び、人気の高さが窺えます。
見るからに美味しそうですね。
続いて焼き魚のコーナーです。
冷製料理
引き続きおかず系の冷製料理が並んでいます。
定番のシリアル、フルーツ、ヨーグルトなど。
オープンキッチンから少し離れた場所にサラダバーがあります。
ドレッシングは3種類。
和食、ご飯、汁物など
奥の窓際には和食料理、続いてご飯、汁物、パンなどが並んでいます。
こちらは手作りの豆腐。お好みで鰹節などを添えて。大豆の旨味がしっかりと効いた美味しい豆腐です。
続いて野菜の煮しめです。
ご飯は国内産コシヒカリ。
続いて汁物のコーナー。朝カレーもあります。
カレーはオーソドックスな中辛。らっきょうがあるのがいいですね。
正月ということでお雑煮がありました。
徳島が誇るご当地ラーメン、徳島ラーメンもあります。甘辛く煮つけられた豚バラ肉が添えられているのが特徴。
甘辛い濃厚なスープがとても美味しいラーメンです。ご飯のおかずとしても頂けます。
パンは3種類とやや少なめです。
ドリンク
最後にドリンクの紹介。ジュース類はディスペンサーでの提供です。
コーヒーはFMIのマシンでの提供。お茶類も充実しています。
感想
定番の料理から珍しい郷土料理まで、約30種類の料理が並ぶ充実したビュッフェです。宿泊者は2,300円と比較的リーズナブルな料金で、このバラエティとクオリティはコスパ抜群だと思います。
今回頂いた料理の中で個人的なお気に入りの一品は、やはり看板料理である金時芋ブレッドのフレンチトーストです。鳴門金時をペーストしたホテルメイドのブレッドをフレンチトーストにした逸品。醤油とゴマを入れた甘じょっぱいシロップを絡めて、他では味わえない不思議な味のフレンチトーストを頂くことができます。
ホテル概要
JR徳島駅に直結する「JRホテルクレメント徳島」は、JR四国グループのシティホテル。開業は1993年で、開業当初は「ホテルクレメント徳島」という名称でした(2017年に改称)。
客室総数は250室。5つのレストラン・バーと最大230坪のバンケットホールを備える、徳島県を代表するフルサービスホテルです。
地下1階、地上18階建てのビルは徳島一の高さを誇ります。内外装とも落ち着いたデザインで、徳島を訪れる賓客をおもてなしする格式を備えています。
今回はデラックスダブルに宿泊しました。シモンズ製の160cmベッドで快適な夜を過ごすことができます。
なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしておりますのでぜひご覧ください。
JRホテルクレメント徳島
徳島県徳島市寺島本町西1-61
TEL 088-656-3111
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