兵庫県姫路市にある「ホテルモントレ姫路」。JR姫路駅に直結し、世界遺産・国宝「姫路城」は徒歩15分という、ビジネスにも観光にも使いやすいホテルです。
今回は”ホテル激戦区”の姫路でも高い評価を得ている自慢の和洋バイキングを頂きました。
(2022年6月)
インフォメーション
(2022年6月現在)朝食は和洋バイキング(ブッフェ)のみ。外来者の利用もOKです。
和洋バイキング
- 料金:¥3,000
- 営業時間:6:30~10:00
朝食レポート
入店
朝食会場は14階にある中宴会場「シエル」です。時刻はまだ7時を過ぎたところですが、土曜日ということもありやや混雑している様子です。
スタッフに案内され席に着きます。大きな窓がある明るく開放的な空間は”邸宅のダイニング”をイメージしたとのこと。モントレらしい豪華な演出の内装です。
料理
さっそくお料理を頂きます。サラダなどの冷製料理コーナーには色とりどりの野菜やフルーツが並んでいます。食べやすいように細かくカットされ、保冷剤や氷などで鮮度を維持する工夫もされています。
温製料理コーナーには定番の肉料理、卵料理などが並んでいます。
スクランブルエッグはトリュフオイルが使われています。後味にほんのりトリュフの香りが広がります。
オムレツと目玉焼きはショーキッチンでシェフが調理してくれます。卵は姫路市北郊の夢前町で生産されている「夢美人」という品種。まろやかな甘みとコクがあるのに加え、普通の卵よりもビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれているとのことです。本日の”シェフの気まぐれスープ”は野菜スープ。コクがあってとても美味しいです。
パンは5種類並んでいます。ほかに姫路名物「アーモンドトースト」があり、スタッフが焼き立てのものを配ってくれます。市内の有名店で食べるものより味も見た目もシンプルですが、雰囲気は楽しめます。
郷土料理の目玉は、姫路市の隣、高砂名物の「穴子丼」です。朝食で穴子を食べるのは初めての経験でした。
姫路名物「姫路おでん」も頂けます。
その他の和食おかずも充実しています。温泉卵は先ほど紹介した「夢美人」。味噌汁は姫路市の西隣、太子町の「太子みそ」を使っています。
ご飯は兵庫県産キヌヒカリ。出汁茶漬けで頂くこともできます。もちろん定番のカレーもあります。
デザートはカットケーキやヨーグルトなどをお好みで。
冷えた甘酒も頂けます。地元酒蔵の「壺阪酒造」で、砂糖を一切使用せず麹だけの甘さで造り上げた甘酒だそうです。アルコール度数0%なので、どなたでも安心して頂くことができます。
麹がたっぷり、栄養もたっぷりで、夏バテ防止にはもってこいです。
感想
さすが激戦区の中でも評判の良い朝食だけあって、どれもレベルの高い料理を頂くことができます。料金はこのクラスのホテルにしてはやや高めですが、家族連れなどで賑わい人気の高さが窺えます。アレルギー表示もしっかりしており、どなたでも安心して食事を楽しむことができます。
今回頂いた中で、個人的なおすすめはおでんです。生姜醤油をつけて食べるのが姫路風。出汁がよく効いていて、とても美味しく頂きました。
ホテル概要
まるで海外を訪れているような異国情緒あふれた内装が特徴の『ホテルモントレ』グループのホテルです。客室数は274室、宿泊者専用のサウナ付温浴施設も備えています。
この「ホテルモントレ姫路」は、ベルギー・シャルルロア市が姫路市と姉妹都市であることにちなみ、ベルギーのアールデコ様式とオリエンタルな要素を融合したインテリアデザインとなっています。
今回はスタンダードツインルームに宿泊。22㎡とツインにしてはややコンパクトながら機能的な造りとなっています。矢羽をモチーフにしたデザインの壁が印象的です。
ホテルモントレ姫路
兵庫県姫路市駅前町60
TEL 079-224-7111
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