金沢駅前にあるシティホテル「ANAクラウンプラザホテル金沢」の朝食レポートです。地元石川県産の食材にこだわった自慢の「石川の恵み モーニングブッフェ」を頂きました。
(2023年2月)
インフォメーション
(2023年2月現在)朝食会場は「カスケイド ダイニング」です。外来での利用もOK。出発が早いゲストにもうれしい早朝6時からの営業です。
石川の恵み モーニングブッフェ
- 料金:大人¥2,800 / 4~12歳¥1,500 / 3歳以下無料
- 営業時間:6:00~10:00
朝食レポート
入店
会場の「カスケイド ダイニング」はエントランスフロアの1階にあります。
7:00頃に入店。入口で朝食券を渡し、スタッフに案内されて席に着きます。早い時間帯のため比較的空いていました。
店内は黒を基調としたシックでモダンなインテリア。通りに面した大きな窓からは陽光が差し込みます。
料理
ライブキッチンがあり、その前には大きなブッフェテーブルが並んでいます。料理の種類が多く、どこから選んでいけばよいか迷ってしまいます。
和食
まずは石川の味覚が盛りだくさんの和食コーナーから見てみます。
トップバッターは金沢おでん。冬季限定のメニューです。醤油の名産地の大野醤油を使用、京風の出汁が効いた優しい味わいです。
ずわい蟹とふぐの子の糠漬け炊き込みご飯です。「ふぐの子」とはふぐの卵巣を塩と糠に2年以上漬けて無毒化したもの。石川県でしか作られない究極の珍味です。
白飯と五穀おかゆもあります。ご飯は石川県産「ひゃくまん穀」。加賀百万石の伝統と誇りが感じられる名前です。
ご飯のおかずもよりどりみどり。何杯でも食べられそうです。
加賀白山の名物、にわかそばもあります。
焼き魚3種です。これも美味しそうですね。
金沢港直送の紅ずわい蟹を使ったお味噌汁。濃厚な蟹の風味を味わうことができる逸品。
味噌汁はもう一種あります。地元金沢・大野町にある老舗味噌蔵「ヤマト醤油味噌」の味噌を使用しています。金沢港近くにある大野町は”発酵食品の聖地”とも呼ばれています。
こちらは海鮮丼コーナー。ご飯の上に好きなネタをたっぷり乗せて頂きます。
醤油もこだわりのヤマト醤油味噌謹製「ひしほ」。
金沢のソウルフードと言えば「金沢カレー」。ドロッとした濃厚なルーが特徴で、とんかつと千切りキャベツを乗せて頂きます。
温製料理・パン類
次にライブキッチン側の温製料理が並ぶコーナーを見てみます。定番の洋食料理がずらりと並んでいます。
このクラムチャウダーは絶品。
定番の肉料理です。
温野菜もあります。
卵料理は能登の新鮮玉子を使用。車麩を練りこんだイングリッシュマフィンのエッグベネディクトが華やかです。
フレンチトーストとパンケーキです。
金沢の絶品蜂蜜、金澤やまぎし養蜂場の「金澤さくら」をかけて頂きます。桜をはじめ、様々な花の芳醇な香りが含まれた、金沢でしか採れない希少な蜂蜜です。
続いてパンのコーナーです。5種類のパンが木枠の中に入っています。
冷製料理
次はサラダやフルーツ、おかずの小鉢などが並ぶ冷製料理のコーナーです。
定番の野菜が並んでいます。
ハム類です。
フルーツは7種類。リンゴは丸ごと頂けます。
ヨーグルトとドーナツ、シリアル類のコーナーです。
ドーナツは4種類。
こちらは石川の名物が並ぶおかずコーナーです。
左側の鶏治部煮はワサビを付けて頂きます。
石川の味覚満載の小鉢コーナーです。玉子焼き、鰤のこんか漬け、ほたるいか生姜煮、能登産もずく酢、生麩の田楽が並んでいます。
珠洲の塩で味付けした能登の卵の玉子焼き。絶品です。
ドリンク
最後にドリンクの紹介です。コーヒー、ジュース類はサーバーで提供されています。
健康的なデトックスウォーターもあります。
加賀棒茶はすっきりとした味わい。和食にぴったりです。
感想
種類、味とも申し分なく、さすが朝食が自慢のANAクラウンプラザといった印象です。珍しい地産地消のメニューが盛りだくさんで、またぜひ食べてみたいと思わせるハイレベルな朝食でした。
今回頂いた料理の中で個人的なお気に入りの一品は、やはり看板料理の一つである海鮮丼です。石川の海の幸を朝から存分に味わうことができます。
ホテル概要
「クラウンプラザ」は、世界中に展開するインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)のミドルクラスホテルブランドです。
客室総数は249室。6つの料飲施設に大小9のバンケットホールを備えた、金沢の代表的なシティホテルの一つです。
今回はスーペリアツインに宿泊しました。29.3㎡の十分な広さの客室でゆっくりと休むことができました。
なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしておりますのでぜひご覧ください。
ANAクラウンプラザホテル金沢
石川県金沢市昭和町16-3
TEL 076-224-6111
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