プノンペンの高級ホテル「ホテル カンボジアーナ」の朝食レポートです。西洋料理からアジア料理、クメール料理まで、地元の食材をふんだんに使ったメニュー充実の多国籍ブッフェの様子をお伝えします。
(2022年10月)
インフォメーション
(2022年10月現在)会場はレストラン「Mekong Restaurant」です。料金は通常の宿泊プランであればルームチャージに含まれています。
朝食ブッフェ
- 営業時間:6:00~10:30
朝食レポート
入店
会場の「Mekong Restaurant」はレセプションフロアの1階にあります。レセプションカウンターから奥に進むと突き当りに入口があります。
受付で客室番号のチェックを受けて入店します。時刻は8時ちょっと過ぎ、ゲストは自分以外誰もいないので好きな席に着きます。
店内は白基調のすっきりとしたデザイン。面積は広くかなり収容力がありそうです。テーブルには洋食のセッティングがされています。
奥は全面ガラス張りで、雄大なメコンの流れを眺めながら食事を楽しむことができます。ガラスがやや汚れているのが残念。
料理
中央のブッフェ台は温製料理です。ステンレスのチェーフィングディッシュが8つ並べられています。
野菜料理、肉料理、麵・ご飯などバランスの良いメニューです。野菜がふんだんに使われているのがグッド。
この野菜炒めはガーリックが効いていてとても美味しいです。
ナンプラーの風味がまろやかに効いた焼きそばです。
続いて隣のパンコーナーを見てみます。カンボジアはかつてフランスの植民地支配を経験したことから、パン文化が根付いています。
種類が豊富でパン党にはうれしいですね。どれも美味しそうですが、食べた中ではクロワッサンがおすすめです。なお、ホテル内にはベーカリーカフェもあります。
やはりカンボジアのパンと言えばフランスパン。クメール語で「ヌンパン・パテ」というフランスパンに具を挟んだサンドイッチが盛んに食べられています。
オープンキッチンに移動してみます。こちらでは麺料理が提供されています。カンボジアでは朝食に麺を食べる人も多いです。
隣ではオムレツなどの卵料理も調理してもらえます。パンケーキもあります。
こちらはカンボジア風味噌汁とお粥のコーナー。好きな具材をトッピングして頂きます。
場所を変えて反対側の冷製料理を見てみます。サラダ類とフルーツが並んでいます。
新鮮な野菜やハムなどが並んでいます。パンに挟んで食べても美味しそうです。
カットフルーツは5種類です。
最後にシリアル、ヨーグルト、ドリンクの紹介です。コーヒーはWMF製のコーヒーマシンで提供されています。
感想
料理は種類も豊富で、日本人の口に合う料理もたくさんありました。東南アジア料理が苦手な方には充実したパンがおすすめです。
今回頂いた中で個人的なおすすめの一品は、やはりフレッシュなフルーツ。東南アジアに来たからには美味しいフルーツは欠かせません。シャキシャキの歯ごたえと濃厚な甘みをたっぷり頂きました。
ホテル概要
カンボジア地元資本「ロイヤルグループ」の所有で、プノンペンでも比較的格式の高いホテルであり、公式行事等の会場としても利用されています。
建物はやや古いですが、伝統的なクメール文化のモチーフが随所に用いられており、クメール人の誇りを感じることができます。
市の中心部に位置し、王宮まで徒歩圏内と観光にも便利なホテルです。
今回はちょっと奮発してジュニアスイートに宿泊。といっても宿泊代金は比較的リーズナブルなのでお得に過ごすことができます。
窓からは雄大なメコンの流れを一望することができます。
プールも完備、また館内には日系のイマトク薬局があります。
なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしておりますのでご覧ください。
Hotel Cambodiana
313 Sisowath Quay, Chakto Mukh, Doun Penh, Phnom Penh
TEL +855 23 426 288
コメント