長崎駅前にあるシティホテル、「ホテルニュー長崎」の朝食レポートです。長崎産の食材を豊富に使用した30~40種類のメニューが並ぶ自慢のブッフェを堪能しました。
(2023年4月)
インフォメーション
(2023年4月現在)朝食会場はテラスレストラン「ハイドレンジャ」です。入店時間は原則として3部制となっています。なお、外来での利用もOK。
ブッフェ
- 料金:大人¥2,600 / 小学生¥1,300 / 未就学児無料
- 営業時間:6:30~9:30(3部制)
朝食レポート
入店
会場のテラスレストラン「ハイドレンジャ」はエントランスフロアの1階にあります。レンガ模様のファサードが印象的です。
少し早めの6:45頃に入店。入店時間は原則として1時間単位の3部制で、チェックイン時に希望時間帯を指定、朝食券にその旨記載されます。当初は遅い時間帯を希望していましたが、チェックイン後に時間帯の変更は可能かどうか確認したところ特に手続等は必要なくOKとのこと。予約制ではなく、あくまで目安の位置付けなのでしょう。
このレストランの料理長である鈴木氏は、フランス最高の権威を誇る料理コンクール「第72回プロスペール・モンタニエ国際料理コンクール」で、日本人としては2年振りの優勝を果たしました。店の入口にはその栄誉を称えた記念品が展示されています。
店内は落ち着いた色合いの内装で、窓いっぱいに広がる日本庭園を眺めながら優雅な食事を楽しむことができます。
料理
料理は窓際、壁際に分散して配置されています。
郷土料理
最初におすすめの長崎郷土料理コーナーを見てみます。
長崎の名物がずらりと並んでいます。
長崎卓袱(しっぽく)料理の代表格、豚の角煮です。卓袱料理とは、中国や西欧の料理が日本化した長崎発祥の宴会料理。 和・中・洋をミックスした長崎独特のもので「和華蘭料理(わからんりょうり)」とも呼ばれています。
柔らかく味がしっかりと染みていて、とても美味しい角煮です。
続いておかず4品です。どれも長崎でしか食べられない珍しい料理です。ちなみに長崎県には蒲鉾店が非常に多く、消費量も全国一だそうです。
「飛龍頭」は「がんもどき」に似た料理で、ポルトガルのお菓子「フィリョース」が語源だそうです。
長崎といえば皿うどん。麺は細麺です。長崎の方はウスターソースをかけて食べるそうです。
温製料理
次は温製料理のコーナーです。洋食の定番料理が並んでいます。色違いの両手鍋が華やかですね。
定番のスクランブルエッグとフライドポテトです。
ラタトゥイユです。
こちらも定番の肉料理です。
焼き魚は鮭と鯖の2種類。
ご飯・汁物
次はご飯・汁物のコーナーです。
味噌汁は長崎県産の田舎味噌を使用。
定番の和食おかずも並んでいます。
ホテル特製のカレーです。福神漬けとラッキョウも用意されています。
パン・サラダなど
少し離れた場所にパンやサラダなどが並んでいます。
パンは4種類です。
このクリームコーンスープは絶品。超おすすめです。
定番のサラダです。ドレッシングは3種類。
フルーツとデザートのコーナーです。ブランマンジェが美味しい。
シリアルとミルクです。
ドリンク
最後にドリンクコーナーの紹介です。長崎みかんジュースが濃厚でとても美味しい。
コーヒー、紅茶はポットでの提供。カップもきちんと保温されています。
感想
長崎の朝食が美味しいホテルランキングでも上位に入る人気の朝食ブッフェ。長崎の食の魅力を存分に堪能することができます。
今回頂いた料理はどれも美味しく、郷土料理も素晴らしかったですが、その中でもお気に入りの一品はホテル特製カレーです。ひよこ豆が入っているのが特徴で、マイルドな辛さですがスパイスがしっかりと効いたとても美味しいカレーです。
基本情報
「ホテルニュー長崎」は、長崎市を代表する老舗シティホテルの一つで、JR長崎駅に隣接し、観光にもビジネスにも便利な立地です。
客室総数は153室。4つの料飲施設と広大なバンケットホールを備えたフルサービスホテルです。
今回はスーペリアツインに宿泊しました。落ち着いた色合いの内装で、観光で疲れた体をゆっくりと休めることができました。
また、今回はクラブラウンジアクセス付のプランで宿泊、2023年4月にオープンしたばかりのクラブラウンジは、スタイリッシュで豪華な空間が広がり、充実したホテルライフを楽しむことができます。
なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしておりますのでぜひご覧ください。
ホテルニュー長崎
長崎県長崎市大黒町14-5
TEL 095-826-8000
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