富山県高岡市にある「ホテルニューオータニ高岡」の朝食レポートです。富山県内の山海の美味を活かした自慢のプレミアム朝食を頂きました。
(2023年3月)
インフォメーション
(2023年3月現在)朝食会場は「カフェ&ダイニング クー」です。外来での利用もOK。
ブッフェ
- 料金:¥2,805
- 営業時間:6:30~10:00(ラストオーダー9:30)
朝食レポート
入店
会場の「カフェ&ダイニング クー」はエントランスフロアの1階にあります。外来の方も気軽に入店しやすい雰囲気です。
富山県内の一部ホテル・旅館では、地元の郷土料理や、その土地ならではの食材を使った料理を提供する「とやまのおいしい朝ごはん」キャンペーンを実施中です。
7:30過ぎに入店。入口でスタッフに朝食券を渡して席に着きます。この日は比較的空いており席は自由席となっていました。
店内は通りに面したカフェ風の開放的な空間のエリアと、キッチン側のポップでレトロモダンなインテリアのエリアに分かれています。
料理
入口に近い方のカウンターには温製料理が、中央のテーブルには主に郷土料理が並べられています。
郷土料理ほか
それでは最初に郷土料理のコーナーを見てみます。富山ならではの珍しい料理が並んでいます。
こちらはイカと根菜の煮物です。イカの旨味が良く染み込んでいます。
「あんばやし」という珍しいこんにゃく料理。白こんにゃくを竹串で刺して、生姜の効いた甘辛の味噌だれをかけた味噌田楽です。富山ではお祭りの屋台料理の定番だそうです。
富山と言えば「ますの寿し」。ホテル特製の肉厚でジューシーな極上の逸品です。
焼き魚もあります。
富山の名水で育った肉厚の「大門きくらげ」です。歯応えのあるコリコリの食感が癖になります。味もしっかりと染みていてとても美味しいきくらげです。
赤巻きと昆布巻きのかまぼこ。富山のかまぼこは板が無い巻きかまぼこです。
次に窓際のテーブルを見てみます。
最初はサラダ・フルーツのコーナー。定番の生野菜やフルーツが並んでいます。
ドレッシングとオリーブオイルです。
オリーブオイルはスペイン・アンダルシアのブランド「La Cultivada」。
続いて和食のおかずが並んでいます。ホタルイカの沖漬けやイカの黒作りなど、富山ならではの珍味があります。
ご飯と味噌汁のコーナーです。ご飯は南砺市安清産の「安清米」。味噌汁は南砺市福光にある石黒種麹店の蔵出し味噌を使用しています。
高岡市の隣、氷見市はうどんの名産地。強いコシのある手延べうどんです。
温製料理
次は洋食の定番料理などが並ぶ温製料理コーナーを見てみます。
まずは卵料理から。スクランブルエッグはバターの濃厚な風味が効いた絶品です。
続いて肉料理です。氷見の郷土料理「ととぼち揚げ」が珍しい。
こちらは「たかはたポークの蒸し豚」と温野菜です。ポン酢で頂きます。肉のジューシーさと野菜の旨味がマッチした逸品。おすすめです。
パン・デザート・ドリンク
最後にパンとデザート、ドリンク類をまとめてご紹介します。
パンは下の写真にある2種と食パンの3種類。
デザートは定番のフルーツカクテルとヨーグルトの他にプリンやゼリーも。
このコーヒープリンはおすすめです。
ドリンクは主にマシンでの提供です。
何とTWGの紅茶が。
トマトジュースと牛乳はピッチャーでの提供。定番のシリアルもあります。
感想
地方都市のホテルとしてはお値段やや高めではありますが、郷土料理の豊富さと料理のクオリティは値段以上の価値があると思いました。高岡市内のホテルでは唯一「とやまのおいしい朝ごはん」キャンペーンに参画、こだわりの朝食を美味しくいただくことができました。
今回頂いた料理の中で個人的なお気に入りの一品は、郷土料理の一つである氷見うどんです。手延べで仕上げた麺は、細いのに強いコシがあるのが特徴。喉越し良くツルっといただけます。
ホテル概要
日本を代表する老舗ホテルチェーン「ニューオータニホテルズ」のグループホテルです。開業は1986年、ホテルニューオータニの創業者、大谷米太郎氏が高岡市の隣町にある小矢部市(当時は西礪波郡正得村)出身であることをきっかけに誕生しました。
地上14階、地下2階の建物で、客室数は80室、6つのレストラン・バーと富山県西部最大級の宴会場を備えています。
今回はエグゼクティブシングルに宿泊しました。16㎡とやや手狭ではありますが、「エアウィーヴ」のマットレスパッドを使った”快眠仕様”のベッドが置かれています。マッサージチェアもあり、体をしっかりとケアすることができます。
なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしておりますのでぜひご覧ください。
ホテルニューオータニ高岡
富山県高岡市新横町1
TEL 0766-26-1111
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