【朝食記】大阪新阪急ホテル

大阪市北区、JR大阪駅隣接の阪急電鉄ターミナル駅、大阪梅田駅に直結する「大阪新阪急ホテル」の朝食レポートです。大阪の老舗ホテルの熟練された味を堪能しました。

(2022年12月)

インフォメーション

(2022年12月現在)朝食会場はグルメバイキング「オリンピア」です。料金はシティホテルとしては比較的リーズナブルな設定となっています。

朝食ビュッフェ

  • 料金:¥1,900
  • 営業時間:6:30~10:00(L.O.9:45)

朝食レポート

入店

会場の「オリンピア」は地下1階にあります。朝食会場が地下というのは中々珍しいかもしれません。ちなみに店名の由来は、オリンピックイヤーである1964年にホテルが開業したことにちなんでいます。

営業開始直後の6:30すぎに入店しました。入口にあるディスプレイは多国籍な雰囲気。

店内は広く開放感がありますが、インテリアは一昔前の印象。開店直後のこの時間帯はまだ空席が目立ちます。

コロナ対策のため料理はすべて個人盛り形式で提供されています。

料理

温製料理

まずはメインの温製料理から見てみます。ショーキッチンとなっており、スタッフが常駐しています。

定番の洋食卵・肉料理は写真の様にセットで提供されています。卵料理はスクランブルとオムレツが選択できます。

続いて和食の料理です。大根の煮物が美味しそうですね。

焼き魚は鯖と鮭の2種類。こちらも小鉢での提供です。

出汁巻きはオーダーによりシェフが盛ってくれます。

大阪の郷土料理?たこ焼きも登場します。

このコーンスープは濃厚クリーミーでとても美味しい。

冷製料理

続いて和食小鉢料理やサラダなどが並ぶ冷製料理のコーナーです。

定番の和食料理が並んでいます。

こちらは野菜のトマト煮。味がしっかり染みて美味しいです。

サラダやヨーグルトも小鉢での提供。

更にシュークリームとカットフルートが並んでいます。

パン、ご飯類

次はパンのコーナーです。

パンもこのようにお皿に個人盛りでの提供。パンは数種類ありお好みの組み合わせをチョイスできます。どれも美味しいですがクロワッサンがおすすめ。

朝カレーもあります。これもオーダーによるスタッフが小皿で提供してくれます。やや辛口の野菜カレーで、スパイスと野菜の旨味がマッチしています。

らっきょうはお好みで。

もちろんご飯と味噌汁もあります。

ドリンク

ドリンクもオーダーによりスタッフが提供してくれます。

また定番のジュース類はこのようにグラスでも用意されています。

感想

メニューはオーソドックスで珍しい郷土料理などはありませんが、さすが大阪有数の老舗ホテルだけあり味は一級品です。比較的リーズナブルな値段でしっかりとした定番の朝食を頂きたい方にはおすすめです。

今回頂いた料理の中で個人的なお気に入りの一品は出汁巻きです。関西風の出汁で、塩気は控えめですが濃厚な鰹節の風味が口いっぱいに広がる絶品です。

ホテル概要

「大阪新阪急ホテル」は、阪急阪神第一ホテルグループに所属するシティホテルで、阪急電鉄系の新阪急ホテル第一号として1964年に開業しました。

客室総数は961室の巨大ホテルで、シングルからフォースルーム、和室まで多彩な客室があります。

館内は阪急系らしい落ち着いたシックなインテリアで、筆者の好きなホテルの一つですが、建物の老朽化のため残念ながら2024年度末までに閉館することが決まっています。

今回はシングルルームに宿泊しました。客室面積は14.1㎡と現代のシティホテルとしてはかなり手狭ですが、必要な機能は備わっています。

窓からは賑やかな大阪駅前の風景を眺めることができます。

なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしておりますのでぜひご覧ください。

大阪新阪急ホテル

大阪府大阪市北区芝田1-1-35

TEL 06-6372-5101

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