静岡県藤枝市、藤枝駅南口に直結する「ホテルオーレ」。静岡県内にある数多くのホテルの中でも、朝食が人気のホテルとして上位にランクインされることもあります。
今回は、その人気の朝食ビュッフェを頂きました。旬の地元食材をたっぷり使ったバラエティ豊かな料理の数々をご紹介します。
(2022年8月)
インフォメーション
(2022年9月現在)朝食会場は6階の宿泊者専用ラウンジですが、新型コロナ感染対策のため5階のバンケットホールに変更されていました。なお、外来者の利用もOKですが混雑時はお断りする場合もあるとのことです。
朝食ビュッフェ
- 料金:宿泊者は無料(外来は\2,000)
- 営業時間:6:00~9:30
朝食レポート
入店
前述の通り、朝食会場は5階のバンケットホールとなっていました。受付で朝食券を渡し会場に入ります。時刻は6:45、まだ早い時間帯のため空席が多く会場も広いためかなり余裕がありました。
お決まりのアルコール消毒後ナイロン手袋を取り、空いている席に着きます。なお、朝食は客室備え付けの部屋着での利用もOK。
料理
料理は50種類以上、地場野菜を使ったサラダや地元の名物、各種和洋料理が並び、好みに合わせてチョイス可能です。会場が広いため料理の配置にも余裕があるので取るのも楽です。
では、さっそく料理を頂きます。まずは自慢のサラダコーナーから。
3種類あるレタスは焼津市にある日本最大級の完全人工光型植物工場「808ファクトリー」製。種まきから収穫、袋詰めまでのすべての工程を清浄度の高い工場で行っており、無農薬なので安心して食べることができます。
ドレッシングにもこだわりが感じられます。珍しい鰹節ドレッシングがおすすめ。
続いて温製料理のコーナーです。料理は豚の角煮風煮込みなど4種類、ヘルシーな温野菜もあるのがポイント高い。
奥のテーブルの様子です。
揚げ物や魚料理などが並んでいます。朝食で海老フライはちょっと珍しいですね。タルタルソースをたっぷり付けて頂きます。
看板料理の一つ、藤枝名物の「朝ラーメン」です。ここ藤枝では戦前から朝食にラーメンを食べる習慣があり、のど越しの良い細麺と日本そばを思わせるさっぱりとしたスープが特徴です。暖かいスープと冷たいスープをセットで食べるそうですが、ここでは冷たいスープでの提供でした。
隣はパンのコーナーです。11種類もあり、どれも美味しそうです。
ご飯党の方には静岡県産こしひかり。おかずも豊富でご飯を何杯も頂けそうです。
朝食ビュッフェの定番となりつつあるカレーもあります。
汁物は和洋2種類。冷製の「トマトスープ ガスパッチョ風」は暑い季節にはぴったり。
デザートコーナーも充実しています。定番のフルーツ、ヨーグルト、グラノーラが並んでいます。
ケーキ類も種類が豊富。右下のドラゴンフルーツは本州のホテル朝食では中々お目にかかれません。
最後にドリンクコーナーのご紹介。ジュース類は充実しています。中でもグリーンスムージーはフレッシュで飲みやすく超おすすめ。
感想
種類が多くバランスが取れた朝食ビュッフェです。特にヘルシーな野菜料理・フルーツに力を入れている印象で、朝からがっつり食事ができない方にも優しいメニューとなっています。
今回頂いた料理の中で、個人的なおすすめの品は手作り豆腐です。北海道産大豆「とよまさり」を使った糖度の高い豆腐で、口の中でまろやかな甘みが広がります。岩塩とオリーブオイルで頂くのがおすすめです。
もう一つおすすめなのが、ホテル特製のロールケーキ「藤枝ロール」です。藤枝産オーガニック和紅茶を使用したふわふわの生地で濃厚なクリームとフレーバーを包んだ逸品で、“スイーツのまち藤枝”のお土産としても人気があります。フレーバーは季節により変わり、1~6月はストロベリー、7~12月はブルーベリーになります。
特に中のクリームはチーズの風味が効いた甘さ控えめの上品な味で、ブルーベリーのフレーバーととともに全体的にバランス良く仕上がっています。すでに満腹状態ですがついつい何個も食べてしまいました。
ホテル概要
藤枝駅南口開発事業により2016年3月にオープンした、客室数144室のシティホテルです。地元藤枝市の企業、有限会社新日邦により運営されています。
コンセプトは「地域との触れ合いを大切にする”コミュニティ(地域密着)型ホテル”」で、藤枝市のランドマーク的な存在となっています。
今回はシングルルームに宿泊。客室面積は18.6㎡とゆったりしており、快適に過ごすことができます。
ホテルオーレ
静岡県藤枝市前島1-3-1
TEL 054-634-0001
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