【朝食記】苗場プリンスホテル

”苗プリ”の通称で親しまれる、新潟県湯沢町にあるリゾートホテル「苗場プリンスホテル」の朝食レポートです。レストラン「アゼリア」でブッフェ朝食を頂きました。

米どころ新潟が誇る南魚沼産コシヒカリなど、地産地消の料理を満喫できます。

(2022年9月)

インフォメーション

(2022年9月現在)2022年秋シーズンの朝食会場は3号館レストラン「アゼリア」と4号館日本料理「廣新米穀」のみです。「アゼリア」は日によりブッフェまたはセットメニューでの提供(セットメニューでもすべての料理がおかわり自由)、「廣新米穀」は和朝食での提供で繁忙期のみの営業となっています。

レストラン「アゼリア」

和洋ブッフェ(またはセットメニュ)

  • 料金:大人¥3,000 / こども(6~11才)¥2,000 / 幼児(4~5才)¥1,000
  • 営業時間:6:30 or 7:00〜9:30(ラストオーダー)

日本料理「廣新米穀(繁忙期のみ営業)

和朝食

  • 料金:¥3,000
  • 営業時間:6:00〜9:30(ラストオーダー)

朝食レポート

入店

会場のレストラン「アゼリア」は3号館2階(レストランフロア)にあります。変則的な構造となっており、入口は少々分かりにくいです。

この日の営業開始時刻は7:00、開店と同時の入店となりました。レストランの利用は原則として時間予約制ですが、今回は予約せずに利用しました。

紙の朝食券は無く、受付でルームカードキーを読み取り機にかざすことでチェックを受けるペーパーレスシステムが導入されています。

店内は広く、さすが客室数1000室を越える巨大ホテルのレストランだけあって、かなりの収容力があります。客席はゲレンデ側と川側に分かれており、その中間に料理が並んでいます。

特に川側の客席エリアは広大で、テーブルがずらりと並んでいる様子は圧巻です。

席は自由席なので好きな場所に座ります。入店直後はかなり空いていましたが、時間を追うごとにゲストが次々と入店、窓際や便利な席は次々と埋まっていきました。

料理

2022年秋シーズンのテーマは「Enjoy Naeba!三国街道味めぐり」。上州と越後を結ぶ街道沿いの食材を使った地産地消の料理が魅力です。

中央にある料理エリアは、主に冷製料理が並ぶブッフェ台と、キッチンがある温製料理のブッフェ台に分かれています。真ん中は広い通路になっており、ゲストの滞留により混雑することが無いよう動線が確保されています。

では、早速料理を選んでいきます。まずはサラダなどの冷製料理のコーナーから。

サラダはコンビネーションサラダをはじめ定番のものが並んでいます。

続いて和食のコーナー。感染対策のためか、小皿での提供が多くなっています。それにしても秋をイメージしたディスプレイが華やかですね。

街道沿いの郷土料理も並んでいます。「んま煮」とは珍しい名前。”うまい”→”うんまい”→”んまい”と転じたそうです。

続いて汁物とご飯のコーナーです。味噌汁とカレーが並んでいます。

ご飯は日本一おいしいお米を自負する「庄次郎」。ごはんソムリエが育てた南魚沼(旧塩沢町)産の希少なコシヒカリです。

次はキッチン側の温製料理コーナーに移ります。こちらでは「庄治郎」のお茶漬け、おにぎりが提供されています。

続いて和食の温製料理が並んでいます。味噌田楽、野菜五色真丈が美味しかったです。今回は食べていませんが筑前煮も美味しそうですね。

洋食の温製料理です。定番の料理ですが、どれもしっかりとした味で美味しいです。特にアルボンディガスがおすすめ。

ショーキッチンではシェフがオムレツを調理してくれます。ソースは3種類の中からお好みで。

キッチンから離れて、パンのコーナーを見てみます。群馬県桐生市にある「スタイルブレッド」のパンで、天然の「桐生酵母」を使ったこだわりのパンです。6種類の美味しそうなパンが並び、ご飯派だけでなくパン派にもうれしい品揃えです。

パンの隣にはミネストローネがあります。

パンのコーナーとは反対側にあるフルーツ・デザートのコーナーです。シェフのイチ押しはバーチャミューズリー。オートミールを一晩牛乳に漬けることでよく染み込ませてあります。

カットフルーツやヨーグルトの他にパンプリンもあります。

最後にドリンクのコーナーです。主にマシンでの提供となっています。

お茶は9種類のティーバッグが並んでいます。

牛乳もあります。隣に専用の電子レンジがあり、ホットミルクにして頂くこともできます。

感想

定番料理の他に地元食材の料理や珍しい郷土料理が並び、どれもシェフの思いが詰まった料理の数々で、とても美味しく頂きました。何より、スタッフの方々の気遣いが素晴らしく、また藤原料理長自らフロアに出てゲストとコミュニケーションを取るなど、さすが天下の”苗プリ”であると改めて感服しました。

今回頂いた料理の中で、個人的なお気に入りの品はプリンスホテルオリジナルカレーNAEBA Styleです。地元新潟名産の「雪国まいたけ」や新潟和牛と越後米豚のミンチをブレンドした苗場60周年記念の特製カレーで、まいたけのシャキシャキ感に加え肉の旨味がスパイスに絡み合った逸品です。

もう一つおすすめなのがバーチャミューズリーです。牛乳で一晩ふやかしたオートミールにお好みでドライフルーツやナッツを入れて頂きます。牛乳のコクがしっかりと染み込んでおりとても美味しくいただきました。

ホテル概要

新潟県湯沢町にある日本最大級のリゾートホテルです。開業は1962年で、併設する苗場スキー場とともに西武グループを代表するリゾート施設として発展してきました。毎年開催されているユーミンのコンサートやフジロックフェスティバルの会場としてもよく知られています。客室は2・3・4・6号館の4棟に分かれ、客室総数は1,216室を誇ります。

今回は4号館ツインA(ゲレンデビュー)に宿泊しました。客室面積は25.6㎡で、ソファーベッドを使用すると最大3名まで利用することができます。この4号館の客室は比較的オーソドックスな内装ですが、客室棟によってデザインコンセプトが異なります。

なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしておりますのでご覧ください。

苗場プリンスホテル

新潟県南魚沼郡湯沢町三国202

TEL 025-789-2211

公式サイト | 苗場プリンスホテル
東京から約2時間!新潟県越後湯沢 苗場プリンスホテルの公式サイトです。新潟県越後湯沢でのホテルご宿泊、レストラン、スキー場、施設のご利用はぜひ苗場プリンスホテルで。

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