福岡市博多区、JR博多駅前にある「ANAクラウンプラザホテル福岡」。博多駅は九州最大のターミナル駅で、また空港へも地下鉄で2駅と、旅の拠点として非常に便利なホテルです。
今回は、オールデイダイニング「クラウンカフェ」の和・洋食ビュッフェ朝食を頂きました。食の宝庫「九州」の名物を楽しむ朝食というコンセプトで、九州各地の名物・郷土料理が並んでいます。
(2022年9月)
インフォメーション
(2022年9月現在)朝食会場はオールデイダイニング「クラウンカフェ」です。外来者の利用もOKです。
和・洋食ビュッフェ
- 料金:¥3,000
- 営業時間:6:30~10:30
朝食レポート
入店
オールデイダイニング「クラウンカフェ」は1階、レセプションに向かって右手奥の場所にあります。
営業開始時刻の6:30に入店、検温と消毒を済ませるとスタッフが席に案内してくれます。入口付近の一角はインターコンチネンタルホテルズグループの会員プログラム「IHGリワーズクラブ」会員専用エリアとなっており、テラスを眺めながらプライバシー性の高い席でゆっくりと食事を楽しむことができます。
店内は明るい印象で、大きな窓からは朝の柔らかい自然光が差し込みます。
内装のデザインコンセプトは「オーガニックとウッディー」、自然の恵みを意識したデザインで料理を引き立てています。
料理
では、さっそく料理を頂きます。まずは中央の島のサラダコーナーから。みずみずしい新鮮野菜のサラダはこの朝食の自慢の一つです。
ドレッシングやトッピングも充実しています。明太子ドレッシングが博多らしい。
ローストビーフもありました。冷製料理の代表格といった感じです。ただし、こちらは日替わり料理なので、提供されない日があるかもしれません。
同じ野菜つながりで、サラダの隣に野菜スープも並んでいます。これはコクがあってとても美味しい。
続いてご飯のコーナーです。白飯とおかゆがあり、米は福岡県産の「ヒノヒカリ」。九州で広く栽培されている品種で、コシヒカリより味はあっさりとしており、どんな料理にも合います。
隣はホテル特製カレーです。野菜の旨味が広がるまろやかな味です。
次は九州の郷土料理コーナーです。各地の名物料理がずらりと並んでいます。筑前煮がとても美味しかったです。
博多と言えば、からし明太子。ご飯のお供に最適です。
奥のキッチンサイドには和食と温製料理などが並んでいます。
こちらは定番の和食おかず。
味噌汁は福岡の老舗、安政2年創業の「ジョーキュウ(上久)」の味噌を使用しています。
何故かこの位置にあるハム・チーズ類を挟んで定番の温製料理が並んでいます。
オープンキッチンの手作りオムレツは看板料理の一つ。明太子や博多中ネギといった珍しい具材で頂けます。
続いてベイクドビーンズ、ワッフル、シリアル類などが並んでいます。
ワッフルはお好みでトッピングを楽しめます。特に生クリームは口当たりなめらかな絶品で超おすすめ。
中央の島に戻り、パンとフルーツ・デザートのコーナーです。パンは10種類もあり、パン好きにはたまりません。
デザート類は容器のまま提供されています。また、ここには映っていませんがメロンやパイナップルなどのカットフルーツもあります。
スイス生まれの健康食品「ビルヒャーミューズリー」は、ヨーグルトと蜂蜜の味付けがされています。
最後にドリンクのコーナーです。コーヒーはBUNNのサーモフレッシュサーバーで提供されています。
感想
料理の種類、味とも申し分はなく、ホテル激戦地の福岡にあっても人気のホテル朝食であることが窺えます。郷土料理に力を入れ、”食の宝庫”とも言える九州の味覚を存分に堪能することができます。
今回頂いた料理の中で、個人的なおすすめの一品はもつ鍋です。福岡の郷土料理の一つで、牛ホルモンをたっぷりのキャベツとニラを煮込むのが特徴。まろやなかな野菜の旨味とクセの無いプリプリ食感のモツが絶妙なバランスです。なお、この料理は水炊きとの日替わりで提供されます。
ホテル概要
インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)とANAの合弁ブランド「IHG・ANA・ホテルズ」による運営で、IHGのミドルクラスブランド「クラウンプラザ」を冠しています。客室数は320室、5つの料飲施設に最大約200坪のバンケットホールを備えるフルサービスホテルです。
今回はスーペリアツインルームに宿泊、22.5㎡とツインとしてはやや手狭ですが、今回はシングルユースでしたのでゆったりと過ごすことができました。
なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしていますのでご覧ください。
ANAクラウンプラザホテル福岡
福岡県福岡市博多区博多駅前3-3-3
TEL 092-471-7111
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