静岡県浜松市、浜松駅前にあるシティホテル「オークラアクトシティホテル浜松」。入居する地上45階建ての浜松アクトタワーは静岡県内で最も高い高層ビルで、高層階からは浜松市街を一望できるとともに、晴れた日には遠く富士山や南アルプスの山々を眺めることができます。
今回は、地元静岡産の食材をふんだんに使った、レストラン「フィガロ」の朝食を頂きました。
(2022年7月)
インフォメーション
(2022年7月)朝食会場はカジュアルレストラン「フィガロ」です。外来者の利用もOKです。
朝食ブッフェ
- 料金:大人¥2,800 / 小人¥1,500 / 幼児(4歳~)¥1,000
- 営業時間:6:30~10:30
朝食レポート
入店
レストラン「フィガロ」は2階にあります。レセプション・ロビーのある1階とは吹き抜けになっており、エスカレーターで直結されています。
最初に訪れた8:45時点では入場待ちの人が多数いたため出直すことに。30分後に再度訪れると入場待ちは2人のみとなっていましたが、それでも8分待ちでの入店となりました。
スタッフに案内され席に着きます。店内は明るく開放的な雰囲気。ちなみに店名の「フィガロ」とはモーツァルト作曲のオペラ『フィガロの結婚』から命名されたとのことです。浜松は有名な楽器メーカーの本拠地であることから”音楽の街”と呼ばれています。
料理
料理は洋食がメインですが和食も充実しています。地元静岡の食材を使った料理も豊富で、旅の気分を盛り上げてくれます。
では、さっそくお料理を頂きます。まずは地元産の野菜を使ったサラダコーナーから。浜松産の大根、磐田産のミニトマト、袋井産のきゅうり、森町産のとうもろこし等々見事な品揃えです。
ドレッシングは自家製の人参ドレッシングがおすすめ。さっぱりとした酸味が朝にぴったりです。
スープは日替わりで、この日は野菜たっぷりのペイザンヌスープ。素朴な味ですが、コクがあってとても美味しいスープです。もちろん和食党の方には味噌汁もあります。
次は温製料理コーナーです。定番の肉料理のほか、パスタや野菜のローストなどもあります。
看板料理の一つは、浜松餃子。キャベツが豊富に使われ、その甘みと豚肉のコクが絶妙なハーモニーを奏でています。もやしと一緒にいただくのが浜松流。
続いて卵料理です。定番のスクランブルエッグの他に、浜松・野田養鶏の卵を使ったココットエッグもあります。オムレツはシェフがお好みの具材で調理、これまた地元浜松の「トリイソース」を使った自家製オムレツソースで頂きます。
パンは5種類あります。コンベアトースターで加熱すると一層美味しく頂けます。
パンケーキは巣蜜プレートから滴り落ちる磐田産の天然はちみつで。クセのない優しい甘さが美味しいです。
次は和食コーナーです。こちらも地元産の食材を使った料理が目白押し。おすすめは浜名湖生海苔や駿河湾産しらすなどを使った出汁茶漬けです。
焼き魚は2種類。他にお粥や煮物もあります。
デザートの看板料理は野田養鶏の卵を使用したホテルメイドのプリン。これはおすすめです。
フレッシュフルーツは3種類。他には定番のヨーグルトやフルーツカクテル、シリアル類もあります。
感想
地元産の食材をたっぷり使った料理はどれもおすすめですが、今回頂いた料理の中で個人的な一押しはご当地出汁茶漬けです。掲げられたレシピ通りに頂いてみました。生海苔の磯の香りと浜納豆の独特な風味が絶妙な味わいを醸します。お出汁もしっかりと効いており、朝ごはんが苦手な方でも美味しくいただけると思います。
ホテル概要
日本を代表するホテルグループの一つ『オークラ ニッコー ホテルズ』のフルサービス型シティホテルです。静岡一の高さを誇る45階建ての高層ビル「アクトタワー」にあり、客室数は322室、8つのレストラン・バーを備えています。JR浜松駅直結なので、アクセス抜群の立地です。
ロビーには真っ白なグランドピアノが置かれ、また館内至る所に音楽にまつわるデザインやモチーフが施されており、“音楽の街”浜松を意識したインテリアが特徴です。
今回は38階のスタンダードシングルルームに宿泊、23㎡とシングルとしては十分な広さで、大きな窓からは浜松市街を一望することができます。
なお、宿泊時の様子はYouTubeにアップしていますのでご覧ください。
オークラアクトシティホテル浜松
静岡県浜松市中区板屋町111-2
TEL 053-459-0111
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