【朝食記】中島屋グランドホテル

静岡市の老舗ホテル「中島屋グランドホテル」の朝食レポートです。静岡名産の食材をふんだんに取り入れたホテル自慢の朝食ブッフェを堪能しました。

(2025年5月)

インフォメーション

(2025年5月現在)会場はブッフェレストラン「クロスロード」です。残念ながら外来での利用は不可のようです。

朝食ブッフェ

  • 料金:\1,800
  • 営業時間:7:00~9:30(ラストオーダー9:15)

朝食レポート

7時半頃に地下1階の会場「クロスロード」に向かいます。通路の奥にあり、まるで隠れ家のような雰囲気です。

受付で朝食券を渡し入店します。席は自由席で空席は十分にありました。

店内は非日常空間溢れるスタイリッシュな空間です。ペンダントライトの照明が中々凝っていますね。

料理

大小のブッフェテーブルが並び、奥のテーブルはライブキッチンになっています。静岡自慢のご当地グルメがずらりと並ぶ様子は圧巻です。

静岡グルメ

それでは最初にお楽しみのご当地グルメが並ぶブッフェテーブルから見てみます。

トップバッターは富士宮焼きそばです。2000年頃からご当地グルメとして全国的に知られるようになりました。

続いて駿河湾産釜揚げしらすです。駿河湾は日本有数のしらす漁場として知られています。

静岡名産のわさび漬けです。静岡市は「わさび発祥の地」といわれ、静岡県は水わさびの生産量が全国一位です。

こちらは「ぼくめし」。ご飯にウナギとごぼうを煮たものを合わせた混ぜご飯です。売り物にならない太すぎるウナギ=「木杭(ぼっくい)」を養鰻場のまかない飯としたのがルーツだそうです。

こちらは静岡おでん鍋です。色の濃いだし汁が特徴です。

藤枝名物朝ラーメンです。温かいラーメンと冷たいラーメンをセットで食べるのが流儀だそうです。

洋食、ご飯、汁物など

次はライブキッチンがある奥のテーブルを見てみます。こちらには洋食の温製料理やご飯、汁物などがあります。

最初はパンのコーナーです。ご当地グルメがメインのこのブッフェではやや肩身が狭いようです。

続いて定番の肉料理、卵料理が並びます。

和食の料理もあります。

特製フレンチトーストです。

ライブキッチンではオーダーに応じてスタッフがオムレツを調理してくれます。トッピングはチーズ、駿河湾産釜揚げ桜海老、同じく釜揚げしらすです。

続いて汁物とご飯のコーナーです。ホテル特製のカレーもあります。

カレーは挽肉が入ったコクがある濃厚カレーです。おすすめ。

隣の小さなテーブルに移ります。

こちらはお隣焼津市の、かつお出し汁を使用したイワシのつみれ汁です。焼津は冷凍カツオの水揚げ量が日本一の街、かつお節が名産品です。

更に朝食の定番、お粥が並びます。

サラダ、デザート類

次はサラダ、デザート類のコーナーを見てみます。

ヨーグルト、デザート、シリアル類です。

ドリンク

最後にドリンクの紹介です。コーヒーはマシン、ジュースなどの冷たい飲み物は主にピッチャーでの提供です。

静岡名物「うす茶糖」もあります。抹茶の一種、薄茶(うすちゃ)と砂糖を混ぜたものです。

感想

静岡の食の魅力を朝からたっぷりと味わうことができました。このクオリティで1,800円というのは、破格のコスパの高さだと思います。

今回頂いた料理の中で個人的なお気に入りの一品はぼくめしです。ほんのりウナギの旨味とごぼうの風味が絶妙にマッチした逸品です。

ホテル概要

静岡駅にほど近い中心市街地にあります。和洋中の直営レストランを備えた食の評判のよい老舗ホテルです。日本ホテル協会加盟。

客室総数は93室、レストラン4店舗とバンケットホールを備えています。

JR静岡駅から徒歩5分。地下道入口にも近く、雨の日でも安心してアクセスできます。

中島屋グランドホテル

静岡県静岡市葵区紺屋町3-10

TEL 054-253-1151

館内・客室の様子

ロビー

ロビーはまるでおしゃれな美術館のよう。静岡の伝統工芸技術を掛け合わせたデザインのオブジェが目を引きます。

客室

今回はシングルルームに宿泊しました。古さは否めませんが、室内は清潔に保たれ設備も一通り揃っています。落ち着いた色合いのインテリアでゆっくりと休むことができました。

【公式】中島屋グランドホテル|中島屋ホテルズ
中島屋グランドホテルはJR静岡駅から徒歩5分のシティホテルで、ご宿泊・宴会・和洋中のレストランを運営しています。中島屋グランドホテルは、「心をこめる中島屋」をテーマに地域一番店を目指しています。テイクアウト・お弁当・おせちなどご予約をお待ちしております。

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