【朝食記】オークラガーデンホテル上海(花園飯店)

中国上海にある日系ホテル「オークラガーデンホテル上海」の朝食レポートです。旧フランス・クラブの歴史を感じるレストランで和洋中のメニューが揃った上質な朝食ブッフェを堪能しました。

(2024年9月)

インフォメーション

(2024年9月)会場はコーヒーショップ「ROSE」です。ブッフェの他にコンチネンタルやアメリカンのセットメニューもあります。

朝食ブッフェ

  • 料金:大人 RMB 158 / 子供(6~12歳)RMB 70(+サービス料及び税)
  • 営業時間:6:00~10:00(土日は10:30まで)

※他にセットメニュー、アラカルトメニューあり

朝食レポート

入店

8:30頃に会場の「ROSE」に向かいます。歴史を感じる重厚な店構えです。

朝食券は無く、スタッフにルームキーを呈示しハンディ端末で読み取らせて入店チェックとなります。ちょうどよい時間帯のためか、やや混雑しています。

店内はバロック調の上品なインテリアです。旧フランス・クラブ時代にはボーリング場があった所で、2階の宴会場を支えるために太い柱がたくさん組み込まれています。

料理

料理は手前のブッフェテーブルから主に和食、洋食、中華に分かれています。奥にはライブキッチンがあります。

洋食料理

それでは最初に主に洋食料理が並ぶ中央のテーブルから見てみます。

まずは温製料理の紹介から。定番のスクランブルエッグや肉料理が並びます。

パスタとロールキャベツです。これは美味しそうですね。

更にワッフル・ハッシュドポテトが続きます。

冷製料理も並びます。こちらは船盛りのスモークサーモンです。

ハムやチーズなど定番の料理が並びます。

続けてオープンキッチンの紹介です。オーダーによりオムレツ・目玉焼きなどの卵料理をシェフが調理してくれます。

ホットケーキ、フレンチトーストなどもオーダー可能です。

中華料理

次は中華料理のコーナーを見てみます。

上海といえば点心ですね。蒸籠に並べられた蒸し料理が美味しそうです。

こちらは芹菜(キンサイ)の料理です。芹菜とはセロリに似た中国野菜です。

日本でもお馴染みの焼き餃子(煎餃)です。

これはオートミールです。中国語では”麦片粥”と言います。

美味しそうな蒸し野菜もあります。

こちらは白きくらげのシロップ煮(銀耳羹)です。中国ではよく見るデザートです。

中国の朝食と言えばお粥ですね。2種類あります。

隣のテーブルにある揚げ物2種(春巻と油条)です。

オープンキッチンでは麺料理がオーダーできます。

ワンタン麵を頂きました。スープは醤油ベースの優しい味で、日本人の口にも合います。

和食料理

次は和食料理が並ぶテーブルを見てみます。日系ホテルらしく和食も非常に充実しています。

ご飯は白飯と炊き込みご飯があります。おかずも豊富です。

日本蕎麦もあります。

納豆と温泉卵です。

焼き魚です。

こちらはおでん。中国語で”関東煮”と表記されています。

カレー・味噌汁もあります。

少し離れたカウンターには茶碗蒸しがあります。

サラダ・パン・デザートなど

サラダ、パンなどが並ぶテーブルに移ります。

サラダは取りやすいように小鉢で並べられています。

ドレッシングは3種類あります。

次はパンのコーナーです。種類が豊富で選り取り見取りです。

隣にはフルーツ・ヨーグルト・杏仁豆腐などが並びます。

中央のテーブルにもスイーツやシリアル類が並んでいます。

ドリンク

最後にドリンクの紹介です。コーヒーはマシンによる提供です。

感想

日本円で約3,300円と、中国のホテルとしては安くはない料金ですが、料理の種類も多くクオリティの高い朝食ブッフェでした。

今回頂いた料理の中で個人的なお気に入りは点心です。特に焼き餃子は絶品で、一口噛むと肉汁がじゅわっと溢れるほどです。

ホテル概要

1926年、旧フランス租界に建てられたフランス・クラブが起源。今も正面玄関やロビーなどにその面影を残しています。1990年に34階建ての高層ビルが建てられホテルとしてオープンしました。その名の通り日本を代表するホテルグループ「オークラ ニッコー ホテルズ」の一員です。

上海市の中心部に位置し、ホテル敷地の南側には上海屈指のショッピングストリート「准海中路」が走っています。地下鉄陝西南路駅の徒歩圏内にあり、アクセスは良好です。

オークラガーデンホテル上海(花園飯店)

上海市茂名南路58号

TEL +86-21-6415-1111

館内・客室の様子

正面玄関

旧フランス・クラブの優雅な姿を伝える正面玄関は、残念ながら工事中でした。茂名南路側の入口がメインエントランスとして使われています。

建物は上海市の優秀歴史建築に指定されています。

ロビー

エントランスから入ると、右手に宴会場がある2階への階段、正面には朝食会場のコーヒーショップ「ROSE」があります。

レセプションのあるメインロビーもシックで重厚な造りです。

近代的なホテル棟には開放的な吹き抜け構造のカクテルラウンジ「オアシス」があります。

客室

今回はスーペリアツインルームに宿泊しました。落ち着いた雰囲気のインテリアです。

部屋の窓からはホテル自慢の庭園を眺めることができました。

庭園

庭園は28,000㎡の広大な面積を誇ります。旧フランス・クラブ時代は運動場として使われていたそうですが、新中国建国後に毛沢東主席の上海滞在場所とするために庭園として整備されたそうです。

https://www.gardenhotelshanghai.com/ja

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