”朝食激戦区”函館のシティホテル「プレミアホテル -CABIN PRESIDENT- 函館」の朝食レポートです。海の幸をはじめとした北海道の食の魅力満載の自慢の朝食ブッフェを頂きました。
(2024年6月)
インフォメーション
(2024年6月現在)会場はレストラン「ハーバーダイニング」です。外来での利用もOKです。なお、宿泊者は前日までの申し込みで割引が適用されます。
朝食ブッフェ
- 料金:大人 \2,500(宿泊者は\2,000~\2,200)/ 小学生は半額、未就学児は無料
- 営業時間:6:30~10:00(L.O. 9:30)
朝食レポート
入店
6:30、営業開始時刻に合わせて2階にある会場の「ハーバーダイニング」に向かいます。既に数人のゲストが開店を待っていました。
スタッフに朝食券を渡し入店します。店内は大きな窓から陽光が差し込む開放的な雰囲気で、スタイリッシュなインテリアが印象的。窓越しに函館駅が見えます。
料理
ブッフェコーナーも洗練されています。奥にライブキッチンがあり、シェフが目の前で卵料理などを調理してくれます。
洋食料理など
それでは最初に洋食の温製料理などが並ぶブッフェテーブルから見てみます。
まずは定番の肉料理から。この肉厚ジューシーなイベリコ豚ベーコンが美味しい。
続いてスクランブルエッグです。これも洋食の定番ですね。
鶏の塩唐揚げです。
こちらは「駒ヶ岳ポークのグリル」です。駒ヶ岳ポークは、函館からもほど近い名峰駒ヶ岳の麓で飼育されている豚の肉で、きめ細かいしっとりした肉質と脂の旨さが特徴。デミグラスとトマトの2種類のソースで頂きます。
隣は函館牛乳を使った鶏肉の煮込みです。
テーブルの反対側に回ります。最初は肉じゃがです。写真を見るだけでも美味しさが伝わってきます。
焼き魚2品です。
「ひこま豚のトンギスカン」です。これは6月限定の料理とのこと。トンギスカンとは、北海道名物ジンギスカンを豚肉に置き換えたもので、室蘭などでよく食べられているそうです。森町の銘柄豚「ひこま豚」を服部醸造さんのジンギスカンのたれで漬け込んだ逸品です。
こちらも同じく6月限定の料理、函館山旬の真鱈のピリ辛炒めです。
これは蛸の柔らか煮です。JRの「ツガルカイセン」キャンペーンにちなんだ料理でしょうか。
このテーブルのラストは出汁巻きたまごです。和風だしと大根おろしを添えて頂きます。
和食料理など
次に隣のブッフェテーブルを見てみます。こちらは主に和食料理が並んでいます。
最初は海鮮丼のコーナーです。酢めしと刺身などの海鮮が並んでいます。
いか、サーモン、甘海老、めかぶ、ビンチョウまぐろ漬け、オクラとろろ、いくら。好きなだけチョイスできます。
その他のおかずも充実しています。
冷たいうどんもあります。
ご飯にふりかけは和朝食の定番ですね。使っている米は道南生まれの「ふっくりんこ」。その名の通り、ふっくらとしたやわらかな食感が魅力のお米です。
ライブキッチン
続いて一番奥のライブキッチンの紹介です。シェフが常駐し、オーダーに応じて調理してくれます。
エッグステーションではオムレツと目玉焼きがオーダー可能。オムレツはチーズを入れてもらうこともできます。
6月の看板料理「霧降高原骨付き豚 ロース肉のロースト」です。
こちらはヌードルコーナーです。函館の麵といえば塩ラーメン。
この他に、お粥やオートミールもオーダーにより調理していただけます。
汁物・サラダ・パン類
料理はまだまだ続きます。次は壁沿いのブッフェ台を見てみます。まずは汁物から。
味噌汁は八雲町の服部醸造の白みそを使用。尾張徳川家が当地で味噌作りを始めたのがルーツだそうです。徳川家に由来する”マルハチ”の商標は名古屋市の市章としても使われています。
朝カレーは「函館イカ墨カレー」です。ほんのり磯の香りが口の中に広がります。
洋食にはパンプキンスープが合います。
隣はサラダのコーナーです。新鮮な生野菜や温野菜が並んでいます。
ドレッシング類も充実しています。
和食だけでなくパン類も負けていません。このキッシュはとても美味しそうですね。
デザート・ドリンク
最後にデザートとドリンクの紹介です。まずはデザートから。
6月の限定デザートはレモンパウンドケーキです。
冷たいドリンクはサーバーやマシンで提供されています。
道民御用達のご当地ドリンク「ソフトカツゲン」もあります。
ホットドリンクはマシンでの提供です。コーヒーは地元函館の老舗「美鈴珈琲」。函館は日本で初めてコーヒーが飲まれた街の一つと言われています。
何と驚きの朝ワインもありました。赤、白、スパークリングの中からお好みでチョイス、優雅な一日のスタートに。
スパークリングは樽出しです。
感想
これほどのクオリティの朝食を僅か2,000円~で頂けるとは、”朝食激戦区”函館恐るべし。料理はどれも美味しく、どなたでも満足できる朝食ブッフェであると思います。
今回頂いた料理の中で個人的なお気に入りの一品は駒ヶ岳ポークのグリルです。大自然と清らかな地下水で育った豚肉はクセの無い上品な味で、肉の旨味を存分に味わうことができる逸品です。
ホテル概要
不動産大手「ケン・コーポレーション」が運営する「プレミアホテル」グループのホテルです。2023年6月1日に「フォーポイントバイシェラトン函館」からリブランドされました。客室数は199室、レストラン・バーの他に大小宴会場も備えています。
函館駅の目の前にあり、駅から徒歩1分。観光・ビジネスに最高の立地です。
プレミアホテル -CABIN PRESIDENT- 函館
北海道函館市若松町14-10
TEL 0138-22-0111
館内・客室の様子
ロビー
ロビー、レセプションは落ち着いた雰囲気のデザインです。白樺のオブジェが出迎えてくれます。
熊のぬいぐるみがちょこんと座っているのが可愛らしいですね。
宿泊者専用のウェルカムドリンクサービスもあります。
客室
今回はシングルルームに宿泊しました。予約はスタンダードシングルでしたが、チェックイン時にホテル側の都合でプレミアシングルにアップグレードしていただけました。15平方メートルの客室はやや手狭な感じですが、シックなインテリアが特徴的です。
コメント